展示即売会開催中!

スタッフ高橋です。


アイちゃんに話を振られたので・・・
というわけではもちろんありません(笑)


今年の展示即売会、本当に、カワイイもの、キレイなもの、が多いんですよ。
女性なら誰でも、「かわいい〜」「素敵〜」と思わず言ってしまうような作品たち。
男性の皆さん、これはプレゼントとして必見ですよ。
もちろん男性向きな、味のある酒器などもたくさん揃っております。


というわけで、展示即売会の様子を、作品の写真など満載でお届けします。
今年は、昨年までより期間が短いので、もう、写真、一気に大盛りで載せちゃいますよ〜。


まず、アトリエももさだの入り口を入ると、こんな光景が。

右に見えるスクリーンでは、昨年のワークショップの映像を動画で流していますので、お楽しみください。


そして、両側には、前回までのフェスタのワークショップで、招待作家さんに作っていただいた作品の数々を展示しております。
以前ワークショップをご覧になった方には、見覚えのある作品もあることと思います。


では、会場に入ってみましょう。

木造の素敵なギャラリーに、今回は、過去最高の、1,000点を超える数の作品が並んでいます。


それでは、ガラスの素人、高橋の独断で、目に留まった作家さんの作品をご紹介してみましょう。


まずは、招待作家の本郷さんの作品。

一目見て、素敵〜、と言ってしまいました。
この、磁気のような真っ白なカップ&ソーサー、もちろんガラスです。
お皿、薄ーいんですよ。
私は、こんなに薄いお皿を作るのが、実際どれほど大変なのか、想像もつきませんが、
常識で考えても、薄いものは壊れやすい。ということは、溶けている状態でそれを形作るのはものすごく難しいのだろう、ということはわかります。
本郷さんには、昨日19日、カレッジプラザで講演をしていただきました。
私ももちろん拝聴させていただいたのですが、その中の言葉で、私が大感動したのが、ガラス作家を目指す人たちへの
「ガラスで生きていく、という思いはもちろん大切だけれど、もうひとつ、『ガラスで死ぬ覚悟』も大切だ」という言葉でした。
ガラスで生きていけたら、ガラスのためなら、死んでもいい、というほどの思いの例えだと思いますが、
そのような生き方をしている方々に憧れ、尊敬している私としては、ものすごく心をつかまれました。


お次は、同じく招待作家の大山さんの作品。

写真が変な感じに斜めになっていますが、美術の才能のない私に免じてお許しください(笑)
私が何を撮りたかったかというと、「影」なのですが、それもあまりうまく撮れていませんね・・・。
伝えたかったのは、「ひだの美しさ」です。
五つのひだが入っていて、ガラスなのに布のようでもあり、それでいて涼しげでもあり、もうほんとに素敵。
でもきっと、均等に美しくガラスをつまむのは、これもまた難しいのだと思います。
本当に、ガラス作家さんって、大胆さと繊細さが同居しているんですよね。


お次は、またまた同じく招待作家の江川野さんの作品。

写真が下手すぎで、これでは良さが伝わらないですね・・・反省。
この写真のような小さなものから、高さが50センチを超える背の高い花器まで、素敵な作品がいっぱいです。
右に写っているシガートレイは、アクセサリー入れにもいいですね。
光が当たるとキラキラして綺麗です。
また江川野さん、お話しがとってもお上手!
ワークショップでは、毎日、わかりやすく、かつ面白い解説をしてくださっています。
マイク片手に、手際よく他の作家さんのサポートをしたりしながら解説する江川野さん、かっこいいです!


アクセサリー系をご紹介しましょう。

左から、豊原さやかさん、木村けいさん、こむれみほさんの作品です。
豊原さんのとんぼ玉は、私、以前から大好きで、前にもこのスタッフ日記に写真を載せさせていただきましたし、何点か買わせていただきました。
木村さんの作品、メルヘンチックでかわいいでしょう?!
この付近から、女の子の「かぁわいぃ〜」という声を、何度も聞きました。
ガラスに絵を描いて、その上にまたガラスを重ねているんだそうです。
ネーミングも、「昼ちゃん」とか「乙女さん」とか、かわいいんです。
ね?ほしくなっちゃうでしょ?
私も、早速、写真に写っている、薔薇の絵が入った「乙女さんごむ」を買って、毎日髪につけています。
そして、こむれさんのカラフルでシンプルなアクセサリーは、いつも人気です。
もちろん私も持ってますよ。
意外と、スポーティな装いにも似合います。


テーブルウェア系をまとめてご紹介しましょう。
  
左から、藤掛幸智さん、工藤貴生さん、伊藤嘉輝さんの作品です。
藤掛さんの、取っ手の特徴的なカラフルなマグカップと、中に茎を引っかけるところのついたカラフルな花器、何色かセットでほしいですね。
工藤さんの作品は、とにかくたくさんあります!(またまた写真が無意味に斜めでごめんなさい。)
おこづかいで買える程度の「ちょうちょ」なんていうのから、ちょっと値の張る、ヒビ模様の入ったグラスまで。
値の張る、と言っても、1万円はしませんから、どうぞお手に取ってご覧になってみてください。
使う人の暖かい心の交流まで見えてくるような、素敵なテーブルウェアたちです。
そして、今年ももちろんありますよ!秋田県大仙市の星耕硝子の伊藤嘉輝さんの作品。
私、毎年、大絶賛しております。
秋田県内で、吹きガラスの設備のあるところは、
美術工芸短期大学と、秋田市太平の「GLASS STUDIO VETRO」さん(出展作家の小松聡一さんの工房)と、ここ、星耕硝子さんだけです。
材料は、お酒の瓶などをリサイクルして使っているそうです。
綺麗なみどり色やあお色に、レトロでノスタルジックな雰囲気を感じます。
お酒の瓶のままだったらそうは感じないのに、不思議です。
きっと、伊藤さんの想いと、工房の周りの大自然のエネルギーが伝わってくるんでしょうね。


そして、会場では、あきた GLASS FESTA 2008 オリジナル手ぬぐいを販売しております!

ガラスで使う道具がデザインされているのですが、ちょっと見ても、何に使うかわからないものや、何だかわからないもの(笑)までありますよね。
でも、ぜーんぶ、大切な道具なんですよ。
どうやって使うのか、Tシャツを着ているスタッフにきいてみてくださいね。


会場には、この他にも、素敵な作品がいっぱいです。
今日も、平日にもかかわらず、100名を超えるお客様がいらしてくださいました。
あきた GLASS FESTA 2008 展示即売会は、24日(日)まで毎日、10時から16時半まで、開催しております。
皆さまお誘い合わせのうえ、どうぞ、お気に入りの逸品を見つけにいらしてくださいませ。